会長挨拶

勝浦ロータリークラブ
会長 岩瀬 洋男

 昨年度は創立60周年と言う節目の年でありました。
 皆様のご協力により記念式典も無事に終了し、地域の中学生を対象にしたSDGsの事業も大変好評をいただきました。
 改めて勝浦ロータリークラブの結束の強さを感じた1年でありました。
 さて今年度は61年目となり、クラブ活動計画書はナンバー61になり、61代目の会長としてその重責を担うことになりました。
 会員の皆様共々これから120周年の大還暦に向かってその一歩を踏み出していくことになります。
 まさに2023年は60年前と同じ、癸卯(みずのとう)の年で癸は十干の第10位で物事の終わりと始まりを表す年だそうです。春の間近でつぼみが花開く直前であると言う意味でもあるそうです。
 卯はもともと「春の訪れを感じる」と言う意味で卯と言う字が、門を開いている様子を連想させることから「冬の門を開き、飛び出る」と言う意味があると言われています。
 この二つを組み合わせである癸卯には、「これまでの努力が花開き、実り始めること」と言った縁起の良さを表しています。まさに新たな暦の始まりと言えるようです。
 本年度の地区のテーマは「エンゲージメントを育もう」であります。
 それは組織と個人。個人と個人。そして組織と組織が心を紡ぐことと理解します。
 Spinning the Heart 心を紡ぐ、「心を通わせる」と言ったニュアンスになりましょうか。協力し合い、助け合い、互いを分かり合える相手がいることは幸せなことです。
 今、私たちのクラブは会員数の停滞や、予算面の課題もあります。
 社会が大きく変化している今の時代、皆さまが培ってきた60年の歴史を活かし、課題に対処し、時代の変化に対応し、互いの心を紡ぎ、第2次チャーターメンバーとしての気概を持って、まさに地域に希望を生み出せるように、次の60年のあらたな歴史の扉を開けたいと思います。
 そして一歩を踏み出しましょう。

今年度重点目標

  1. 戦略計画(長期計画)に基づく事業を実施します。
    戦略的優先事項③新規事業立案(長期目標)の一つであるラッピングポスト設置事業についてロータリー財団の支援をいただき、地元の皆様と協働で事業を行っていきます。
  2. 第6グループ内の交流促進を図ります。
    防災協定締結を機に、クループ内で共同事業を行うことにより一層の連携と結束を目指していきます。
  3. 姉妹クラブである那智勝浦ロータリークラブとの交流再開に向けて準備を始めます。
    姉妹締結を行って11年、滞っていた両クラブの交流を再開し意思疎通の進展を目指します。