クラブ奉仕

会員相互の親睦を深め、和気あいあいとした協力体制を作ります。また、クラブ全体の運営・調和を図る役目もあります。

社会奉仕/職業奉仕

【社会奉仕】

すべてのロータリアンが各自職場での代表であり、ロータリーの理想の模範を示し、その理想を分かち合うように勧めることを目的とします。これを端的に表したのが有名な四つのテストです。

【職業奉仕】

地域社会の中でその社会が欲しているものを探しだし、そのニーズに対して適切な奉仕活動を行います。

【職業奉仕】 職場見学

1月20日(金)の例会を21日の移動例会に替えて、齋藤麻美子会員(常務取締役)の(株)西川の大原工場と、村石愛二会員(代表取締役)の『いすみポッポの丘』を見学した。あいにくの天候にも関わらず22名の会員が出席。(株)西川の大原工場では、社員の皆さんの親切丁寧な持て成しまで受け大変恐縮したが、さらに、品質管理責任者でもある鈴木課長のわかりやすい説明と想像以上のハイテクな大型機械と設備に何度も驚きと感激の声が響いていた。
初めて訪問したポッポの丘では、広々した敷地いっぱいに昭和色の懐かしさが広がっていた。天気が良かったら走り回れたのに..残念だった。レトロな車両に懐かしさを感じたが、村石会員の説明を伺うと、ただそれだけではないことが理解できた。1両1両に歴史があり、鉄道ファンにはたまらない想いが詰まっているのだろう、と。村石会員の想いや夢はつきず、これからもまだまだ広がっていくであろう、そんな素敵な『ポッポの丘』を私たちも多くの人に知っていただけるようお手伝いしたいと思いました。帰りには、今日生みたての卵をたくさん(新鮮なのにとっても安いのです)お土産に買ってきました。とても有意義な一日、職場見学でした。

【社会奉仕】 チャリティーコンサート 東日本大震災の支援活動として

当クラブの会員(渡辺ヒロ子)が所属する勝浦アンサンブル同好会が、東日本大震災の被災地への支援活動として、来場者のべ1万人の目標を掲げて、チャリティーコンサートの開催に取り組んでいる。
勝浦アンサンブル同好会は、コンサート活動や学校、福祉施設への慰問活動を主として地域の文化振興を目指す団体で、我がロータリークラブでも20年にわたり同好会の活動を応援してきた。
今回の『音楽の力でみんなが結束して、被災地の助けになるような活動を続けていきたい』という意思に賛同し、このチャリティーコンサートを後援していくことを決めた。
第1回目のチャリティーコンサートは、同じく会員が代表を務める『ホテルブルーベリーヒル勝浦』において、2回公演した。会場は約100名。2回ともほぼ満席になり、この日のチャリティー金額は約27万円だった。(詳細は勝浦アンサンブル同好会HPにて掲載されます)

【社会奉仕】 血液型検査カード贈呈45年

「勝浦市内小学校の新入学児童に血液検査カードを送り続けて45年」の記事が外房新聞に掲載されました。

【職業奉仕】 校外授業 料理教室

勝浦市立興津小学校の5・6年生32名・先生5名をお招きし、勝浦RC会員14名参加のもと、料理教室を実施。酒造業を営む会員から、醸造とお酒ついてのお話ののち、シェフより料理酒や調味料についてのお話。そのあとは班に分かれて、「手まり寿司」にチャレンジ。ご飯に寿司酢をかけ団扇であおぎながら寿司飯を作り、好みの具材を載せてラップで丸めるという作業に、皆夢中。中には10個以上作る生徒もいたが、その後の食事会でペロリと平らげていた。「見た目は難しそうだったけど、思ったより上手くおいしく出来た」とは多くの生徒の感想。職業奉仕委員会主催の初の企画であったが、毎年継続してゆきたい。

【社会奉仕】 国体出場馬にニンジンをプレゼント

9月25日~10月5日、第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」が開催されました。国体が千葉県で開催されるのは37年ぶりのこと。地元勝浦では馬術競技が開催されることになり、しかも会場は、わが勝浦RCの会員が経営する「ブルーベリーヒル勝浦」。これは何としても応援したい!クラブとしてどんな協力ができるかを何度も協議しました。主役は?-「お馬さん」。馬の大好物と言ったら?-「ニンジン」。馬にニンジンを贈ることで、会員の意見が一致しました。
そこからが大変。量はどれくらい?-会員の熱意や心意気を伝えるには最低1トン。しかし、ニンジン1トンの値段は10万円以上になるとのこと。早速、会員から寄付を募りました。次に問題がまた一つ。それだけの量をどこで買い、どのように運べばよいのか?
青果市場を営む茂原RCの金坂忠利会員が、快く協力を申し出てくださいました。準備が進む中、残念なことに突然病気でご逝去されたのですが、ご子息がこれを引き継がれた上、無償で会場まで運んでくださいました。人脈、ロータリーネットワークにあらためて感謝する出来事でした。多くの方々の協力で贈られたニンジンを、全国から競技に集まった180頭の馬たちは、バリバリ音を立て、喜んで食べてくれました。
会員みんなが一つになって何かを成し遂げたときの達成感や充実感はもちろんですが、クラブの活動が地域の方々との交流や地域の発展につながることが、勝浦RCの願いです。(渡辺ヒロ子・記)

国際奉仕/青少年奉仕

ロータリーが世界平和と各国間の理解のために力となっている分野です。青少年留学生や受入、世界各地の災害援助など世界的な社会奉仕活動を行っています。

【国際奉仕】「スリランカ国アヌラーダプラ県に清潔な飲料水を」グローバル補助金事業

スリランカの北の内陸部、とりわけアヌラーダプラ県とその周辺は既存井戸の深刻な水質の悪さに苦しんでいる。その原因は農薬の使用で、人体に悪影響を与える物質が流れ落ち、地下水を酷く汚染し、失明・腎臓病など様々なトラブルの原因となっている。そこに注目し、グローバル補助金を利用して、水と衛生のプロジェクトを勝浦RC理事会で実施が決定された。参加クラブを集い、計画のやり取りや情報の共有整理の結果、直前RI会長の所属クラブであるコロンボロータリークラブ、ドイツ国ニュールンベルグ・シゲナロータリークラブ、シンガポールRC、そして我が勝浦ロータリークラブの4クラブでのコラボレーションでグローバル補助金事業の展開が始まった。2015年3月に現地調査に漆原会員(当時会長エレクト)が現地調査に出向き、実態を把握。2016年2月に当クラブプロジェクトメンバー5名(漆原会員、中村会員、岩瀬会員、千葉会員、関会員)と共に、浄水設備を設置する村や学校をコロンボロータリークラブのメンバーたちと訪問および打合せに5日間現地に滞在。行く先々で盛大な歓迎を受けた。何も気を使わずそのままでいて欲しいと事前に意志を伝えていたにもかかわらず。感動のあまり、同行した仲間と行く先々で涙までした。とても心にしみわたる、あたたかい歓迎を受けた。浄水設備完成までの間、各地でドクターから、水の大切さ、汚染水の人体への影響の教育を行い、管理組織をつくり、運営のための指導教育なども行った。持続可能性のために、1ルピー/1Lで水を販売し、システムの維持管理に当てる計画だ。そしていよいよ、設備が完成。2016年9月に竣工式のためにクラブを代表して漆原会員と中村会員そして、第2790地区ロータリー財団GG担当委員長の時田氏が、スリランカへ向かった。数日間にかけて(1)シッダールダ・マハ・ビディアラヤ学校(2)キリガレワ村(3)アバガスウェワ村(4)カンデラスメール村(5)ララバナワ学校で竣工式を行った。今回のプロジェクトでおよそ1200世帯6200人程に清潔な飲料水を供給できることとなった。
 遠く離れた異国の地のロータリアンや現地の人たちとの出会い、経験、気づき、学び、感動、そして命の大切さ、生きることへの一生懸命などたくさんの得るものがあった。1人でも多くの人々が、安心して生活できる環境を得られることを心から願う。

【国際奉仕】『フィリピン ダバオ市の少年少女に楽しく安全な野球環境を!!!』地区補助金事業(活動日: 2019年10月12日)

フィリピン ダバオ市には野球が大好きな少年少女がたくさんいて、毎年盛大に野球大会を開催している。しかし、野球をする環境が整っていなく、日本では到底考えられないような非常に危険な状況下で野球をしている。例えば、グランドには大きな石がゴロゴロとたくさん転がっているし、布でできたペラペラの薄いグローブや、皮ではなく普通の紐にて自分で簡単に補修した程度のグローブを使用している子もいる。また、硬式のボールを使用しているにも関わらず、ヘルメットやキャッチャープロテクター・心臓ガードといった安全装具は一切使用しないで練習・試合をしている。従って、仮にボールが子供たちの体に当たってしまった場合、いつも大けがに繋がってしまう。その様な状況を目の当たりにした当クラブ会員は、そんな純粋に野球が大好きな少年少女に、楽しく安全な野球環境を整えてあげようと考え、勝浦ロータリ-クラブメンバー8名と野球関係者4名、合計12名で現地に出向き、選手はもちろん監督・コーチに対して、安全な野球環境づくりの教室を開催した。また、ヘルメットや心臓ガードなどの安全装具を全チームに寄贈し、装具の使い方や装着方法などをレクチャーした。渡された安全装具を、子供たちはとてもうれしそうに身にまとい、安心して練習できると、元気一杯グランドに戻っていった。将来、大リーグ選手になりたいという夢を描いている子もいたので、ケガのないように成長していっていただき、是非とも夢を実現して欲しいと勝浦ロータリークラブ会員一同期待し、今後も応援していきたい。



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